区議会第1回定例会には、区民の願いのこもった請願が提出されました。日本共産党区議団は、すべての請願の紹介議員となり、本会議で賛成討論を行うなど、採択に力を尽くしました。
また、党区議団として議案提案権を活用して、予算修正や条例提案を行い、区民の願いの実現に全力をあげました。
学校給食無償化プロジェクト@渋谷の2522人から請願署名が提出され、トマ孝二議員が、本会議で賛成討論を行いました。
公的保育・福祉を守る渋谷実行委員会の589人から請願署名が提出され、田中まさや議員が、本会議で賛成討論を行いました。
東京民医労勤医会支部代々木分会などから提出された請願には、牛尾まさみ議員が、紹介議員として福祉保健委員会で説明をおこないました。
物価高騰が、くらしや営業を圧迫しているなかで、渋谷区の2023年度予算案は、区民に直接届く支援がないばかりか、国保料の値上げを押し付け、その一方で巨大再開発やグローバル拠点都市の推進など大企業奉仕を拡大しています。
日本共産党区議団は、五十嵐千代子議員が、本会議で長谷部区長の予算に反対の討論をおこない、独自の物価高騰対策の実施とくらし、福祉、教育最優先の区政への転換を求めました。
●ハチペイの利用は、2割以下の区民と一部の商店だけ
●中小業者への光熱費補助や家賃助成など、独自支援はなし
●国民健康保険料は19年連続値上げ、家庭ごみの有料化も検討
●区独自の介護サービスの切り捨て
●区立保育園の用務を4人減らし、民間委託を拡大
●保健師の増員はせず、PCR検査などコロナ対策は大幅後退
学校給食の無償化、2743人が区長に求めた渋谷図書館のリニューアルと復活、待機者が344人と深刻な特別養護老人ホームの増設など、区民の切実な願いは無視
●大企業のための渋谷駅周辺の再開発などに50億円
●区内中小業者支援と無縁のグローバル拠点都市推進に3億2千万円
●河津さくらの里しぶやに1億3000万円、アロープロジェクトに4200万円などのムダ
●ケアコミニュティ・原宿の丘の建替計画から、現在の高齢者事業を排除
●トイレプロジェクトでは、だれもが安全・安心に使えないトイレも…
●「未来の学校プロジェクト」では、学校統廃合や小中一貫校を押し付け
●生活困窮世帯に5万円の区独自給付
●中小業者への物価高騰対策の助成
●若者の家賃助成の復活など
●国保料の値上げ中止、子どもの均等割を無料に
●家庭ゴミ有料化に反対
●地域包括支援センター職員の増員
●保健師の増員やPCR等検査の充実
●学校給食無償化の実施
●小中学校全クラスを35人に
●区独自にケア労働者の賃金引上げ
●認可保育園と特養の待機児・者ゼロへ
※詳しくは「ニュース」紙面のPDFファイルをご覧ください。
●「区議団ニュース」区議団ニュース 2023年4月号(PDF1,619KB)