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日本共産党渋谷区議会議員団

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日本共産党渋谷区議団は、9月20日、「『国葬』にあたって、渋谷区及び渋谷区議会として、半旗の掲揚など区民への弔意の強要を行わないよう求める声明」を発表しました。渋谷区と渋谷区議会が、安倍「国葬」に際して、区庁舎や区議会本会議場で、国旗及び区旗の半旗掲揚を行おうとしていることに対して、区民への弔意の強要を行わないよう求める声明を発表しました。

「国葬」にあたって、渋谷区及び区議会として、
半旗の掲揚など区民への弔意の強要を行わないよう求める声明   

 9月20日の渋谷区議会議会運営委員会において、斎藤竜一議長から、政府が9月27日に強行しようとしている安倍晋三元首相の「国葬」に際して、区議会として議場に国旗および区旗の半旗掲揚を行いたいとの提案があった。その際、区長も渋谷区庁舎に国旗および区旗の半旗掲揚を行うとの発言もあった。
 日本共産党区議団は、「国葬」の根拠法は存在せず、憲法14条の「法の下の平等」をはじめとした国民主権に反すること、議場に半旗を掲揚することは、安倍元首相に対する弔意を区民に強要することになり、多様な区民の声を反映する区議会として行うべきでないとして断固反対した。立憲民主党も国民多数が反対している「国葬」にあたっての半旗の掲揚は認められないと反対したが、自民党、シブヤを笑顔にする会、公明党は賛成した。議場で国旗、区旗の半旗掲揚するか否かは、議場整理権を持つ議長が各会派の意見を踏まえて判断するということになった。
 わが党区議団は9月8日の代表質問や14日の長谷部区長への要請で、憲法に反し、国民の声を踏みにじる「国葬」に反対するよう国に求めるとともに、区民に弔意を強要することはやめるよう求めた。改めて、区長に対して国旗および区旗の半旗掲揚を中止し、黙とうなど弔意の強要を行わないよう求める。また、斎藤議長に対して、多様な区民の声を尊重すべき区議会として、国旗及び区旗の半旗掲揚を実施しないよう強く求める。

以上

2020年9月20日
日本共産党渋谷区議団

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