日本共産党渋谷区議団は、10月16日の幹事長会に、「オスプレイの横田基地への配備撤回を求める意見書 (案)」を提案、17日の幹事長会で審査され、シブヤ笑顔、立憲民主党の賛成が得られましたが、自民、公明などの反対で、全会派一致とならず取り下げとなりました。
オスプレイの横田基地への配備撤回を求める意見書 (案)
アメリカ空軍の特殊作戦機CV-22オスプレイ五機が、本年一〇月一日に横田基地に配備された。本土でのオスプレイ配備は初めてであり、今後、段階的に五機を追加し、二〇二四年頃までに合わせて十機、要員四五〇人の体制にする計画である。
既に六月以降、CV-22オスプレイ五機が長期間留まり、なし崩し的に飛行訓練を繰り返し、昼夜を問わず独特なエンジン音を響かせ、周辺市上空で低空飛行はもとより、二三区内上空で飛行・訓練をしている様子も確認されている。
沖縄県・普天間基地に所属するオスプレイが、各地で墜落や不時着などの重大事故・トラブルを頻発させており、周辺住民から、不安の声が上がっている。 首都東京にある横田基地へのオスプレイ配備は、都民をはじめ首都圏に住む人たちの命と安全を脅かすものである。
よって、渋谷区議会は、横田基地へのCV-22オスプレイの配備撤回を求めるものである。
以上、地方自治法第九九条の規定により意見書を提出する。
二〇一八年十〇月 日
渋谷区議会議長 丸山 髙司
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣 あて
内閣官房長官
防衛大臣